神前挙式とは

挙式の様子

古式ゆかしい櫛引八幡宮の神前挙式

清らかに、厳かに、そして美しく…

日本の結婚式とは、歴史書の「古事記」あるいは「日本書紀」の中に「いざなぎのみこと」「いざなみのみこと」が、天の御柱を巡って結ばれる事が書かれていますように、古くから受け継がれてきた事です。
神前での挙式が今の様になったのは、大正天皇のご成婚を記念して行なわれたのが始まりです。
お宮参りや七五三、初詣など人生の節目に神社を訪れます。 結婚という大きな節目に、神社で挙式を考える事は自然な流れです。 おごそかな雰囲気で、多くのカップルが神前挙式を選ばれております。
最近では芸能人の方々も神前で挙式を挙げられ話題になったりしています。

神前挙式のスタイル

神主が式を司り、神前で三三九度の杯を交わし、玉串を捧げ神に結婚を誓います。
参列は基本的に親族や、ごく親しい友人になります。

神前挙式の特徴

神前挙式は、新郎新婦の宗派等も関係ありません。
外国の方も神前で挙式を挙げられます。

※当神社は、披露宴会場を併設しておりませんので、予めご了承願います。

神前挙式の流れ

結婚式当日の集合時間と進行

櫛引八幡宮明治記念館

結婚式当日は挙式時間30分前までに新郎新婦様を始め参列される方々は、櫛引八幡宮明治記念館に集合して頂きます。

挙式時間定刻 5分前になりましたら神主の案内にて明治記念館前に新郎新婦様を先頭にお並び頂きます。 神主につづき挙式場(櫛引八幡宮拝殿)まで行列をくみ参進致します。
挙式場に昇殿後順次着席いただきます。

挙式時間は約40分です。
挙式進行は神主の案内にて進みます。

神前挙式の流れ

  • 一、参進(さんしん)

    挙式時間定刻 5分前になりましたらご案内をしますので、明治記念館前に新郎新婦様を先頭にお並び頂きます。挙式場(櫛引八幡宮拝殿)へ、皆様で行列をくみ参進致します。挙式場に昇殿後順次着席いただきます。

  • 二、入場・着席

    拝殿に入ると、御神前向かって、右側に新郎の親族の方々が、左側に新婦の親族の方々が、向かい合うように座ります。その間に新郎新婦が御神前に向かって座ります。

  • 三、修祓(しゅばつ)

    挙式にさきがけて、心身を清めるお祓いのことです。神主が、祓詞(はらいことば)を奏上します。
    続いて神前を新郎新婦をはじめ参列者全員を大麻(おおぬさ)でお祓いお清めをします。

  • 四、斎主一拝

    挙式を始めるにあたり、神様へ一礼御挨拶をします。

  • 五、祝詞奏上(のりとそうじょう)

    神主が、新郎新婦の結婚の報告と末永いお幸せを、御神前にてご祈願します。

  • 六、巫女舞(みこまい)

    巫女による、「浦安の舞」(うらやすのまい)を奉奏します、「うらやす」の「うら」は心を指す事や、その昔日本国の事を「浦安国」とある事から、国をはじめ人々の平穏無事をまた、平和を祈る心の舞です。

  • 七、誓いの杯の儀

    よく「三三九度」といわれますが、新郎新婦が小中大の杯をお互いに御神酒を飲み交わし、夫婦二人の永遠の契りを結びます。

  • 八、誓いの詞(ちかいのことば)

    新郎新婦が、誓いの詞を読み上げ神様に申し上げます。

  • 九、指輪の交換

    新郎新婦がお互いの誓いを込めて、指輪を交換します。

  • 十、新郎新婦玉串奉奠
    (たまぐしほうてん)

    新郎新婦が、御神前で気持ちを玉串に込めお供えし、神様に拝礼します。

  • 十一、媒酌人玉串奉奠
    (たまぐしほうてん)

    媒酌人が玉串を奉り神様に拝礼します。

  • 十二、両家による玉串奉奠

    両家それぞれ代表に合わせて、神様に拝礼します。

  • 十三、親族盃
    (親族固めのさかずき)

    新郎新婦両家の参列された方々が、御神酒を飲み交わし、親族としての絆を固め、益々の繁栄を祈念します。

  • 十四、斎主一拝

    挙式を修了にあたり、神様へ一礼御挨拶をします。

※各神社により、順番等挙式内容は異なります。

神前挙式について

参拝の作法

挙式中、神前にて新郎新婦様、仲人様、親族代表者様の順に参拝していただきます。
作法は始め二度おじぎをしてから二度拍手をします。最後に一度おじぎをして終わりです。

参列される人数について

挙式に参列する人数は決まっておりませんが御両家親族合わせて40名様程度が一般的です。
(40名を越える場合は事前に申し出下さい。)

挙式当日御用意いただくもの

  • 結婚指輪
    挙式中、新郎新婦様に交換していただきます。
  • 祈祷初穂料(5万円から)
    当日挙式前に受付にてお納め下さい。

ビデオ・カメラ撮影について

ビデオ・カメラ撮影は制限しておりません。
(但し、挙式中新郎新婦の正面・幣殿での撮影は御遠慮いただきます。)

ご予約の方法

神前挙式のご予約

電話でのご予約は可能ですが、一度来宮が必要な時も有ります。詳しくは、櫛引八幡宮社務所までお問い合わせください。仮予約は受け付けておりません。

【櫛引八幡宮 社務所】 電話: 0178-27-3053

※神前挙式のキャンセルについて

事情が変わり挙式をキャンセルされる場合は、一週間前までにお申し出下さい。


写真の複製・転載・流用・転売・複写等することを固く禁じます。